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虹色の雨

ありのままにひたすら綴る

長い夢

夢はよく見るタイプ。
トイレがらみの夢は特によく見る。
今回は、メンテナンスする人(男性二人)に真下から覗かれて、その後につきまとわれてつかまる内容だった。
なぜか新しいマイホームに住んでいる私は父を探す。
二人の男性はニヤニヤとしながら私に話しかけてくる。
父は居ない。どうやら友達に誘われて断れず家族には内緒で気まぐれな旅行に行ってしまったようだった。
父の不在を察知した頭が禿げた髭面の男性は
「ちょっとここ開けますよ。お父様と話されているみたいでしたが、電話ですよね?お父様いらっしゃらないですよね?」
そう言いながら私を取り囲む。
失望し、覚悟を決めて目を閉じた。
しかし、何もおきない。
恐る恐る目を開けると違う場面になっていた。
オレンジのとてもいい匂いがした。
友達たちと楽しく買い物をしていて目の前には芳香剤が並んでいた。
特に気に入った商品を手にして宙に浮きながら清算に向かう。
相変わらず楽しい雰囲気だ。
でも、バランスがとりづらい。
困っていたら男性が隣に現れた。
「どうして私を選んでくれたんですか?嫌々で隣にいるんですか?」
「違いますよ。僕はあなたがよくてここにいます。」
「私は欠陥だらけですよ?いいんですか?後悔しますよ?」
「欠陥なんて何も感じませんよ。これからはそういう言い方はしないでください。」
そんな彼の横顔を見ると少しのふきでものと生クリームがついていた。
「あのぅ…その顔どうされましたか?生クリームみたいなものがついているみたいですけど…。」
「あぁ、これですか?いろいろありまして。後で説明しますよ。」
そう言うと、彼は自然な感じで私に手をさしのべてくれた。
それに驚きながらもバランスをとるために彼の手に触れた。
恥ずかしくて思わず手首を握った私を、彼は何も気にせずただエスコートしてくれた。
すると場面はまた変わっていて彼はもう居なかった。
どうやら私は公民館のスタッフのようだ。
帰宅する人々に傘などを渡していた。
綺麗な傘と汚れたビニール傘が残っていた。
また忘れ物がでてしまったなと申し訳ない気持ちを抱えて知らない人たちを丁寧に見送る。
ふと目をやると、母が自転車に乗ろうとしている。
友達とにぎやかに会話をして笑っていた。
だが自転車はフラフラとしていてとても危なっかしい。
レインコートを着た母は、ようやく自転車をこぎはじめた。
ちょっと安心して見送った。
そして、また場面は変わる。
ここは小学校の音楽室だ。
エレクトーンか何かの席に座っている。
隣には睡魔と闘う平野ノラがいた。
どうやら私は彼女の親友のようだ。
「あぁ、眠いよ。寝てしまいそうだよ。どうしよう。」
「あんなに忙しかったんだから少し寝ちゃいなよ。私が見張っててあげるから大丈夫だよ。何かあったら起こしてあげる。」
「ありがとう。じゃあ寝るね。(目を閉じる)」
そんな会話をして私はまわりをキョロキョロ見ていた。
彼女を守りたい気持ちでいっぱいだった。
長い夢だった。
思わず夢占いで調べてみた。
痴漢にあう夢は、本当にそうなる可能性もあるらしい。
まいったな…。
実際トイレの浄化槽をメンテナンスしてくれる男性は何の前触れもなく突然やってくる。
母は不在で父は対応してくれないため、いつも私が対応しなくてはならなくなる。
犬が狂ったように吠えるため少し離れた場所に犬を連れていかなくてはならない。
あまりにも突然に来てすぐに作業を始めるため、私はひそかにノーブラ状態な日もあった。
その男性は私と楽しそうに喋ろうとするけれど、私はてみじかに済まそうとする。
苦手な雰囲気の男性だ。
いつもひっそりとしている我が家。
彼はそれを知っている。
唯一頼りになるのは犬の存在だ。
噛みつくような勢いで吠えてくれるため、かなりの防犯になっている。
何かあれば犬のそばに居ればいいのだ。
幼い頃から留守番と来客が嫌だった。
大人になると嫌でも逃げられない。
父はいつでもひらりと逃げてしまうけれど。

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