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虹色の雨

ありのままにひたすら綴る

母には少し予知して伝えていた。
「もうすぐ職場で心をえぐられることがあるから気合いを入れておいてね。
それを乗り越えたら嘘みたいに整うから。
だから気にしちゃダメだよ?
ショックで一時的に体調も崩すと思う。
まぁ、頑張りなさい。
結構辛いと思うけど。」
そして数日が過ぎた夕方、元気のない母が帰宅した。
おかしいなと思ったけれど打ち明けるまで普段通りに対応していた。
すると母は、ようやくつぶやいた。
「年末に一部の人たちだけで飲み会していたらしい。一切声をかけてくれなかった。だから職場で思いっきり泣いたらまわりの人に心配された。
辛い。職場に居られないぐらい辛い。」
やはりきたか。
いくら前以て伝えていても母は取り乱す。
一番弱い所を攻撃されたのだろう。
気落ちする母を時間をかけて元気づけた。
少しずつ元気になってきたけれどたぶん体調も崩すだろうと予測していた。
その2日後に母は夕方に倒れ込むようにして帰宅した。
3時頃から動悸が止まらないらしい。
その日私は眠くて沢山寝ていたため夜の7時だったが薬局に直行した。
救心を買おうと思ったのだ。
しかし、母の体質を考えると血の道症ではないか?と気がついたのだ。
母は生理があるうちは気分的にひどく落ち込むタイプで更年期に近づくにつれて動悸がするようになった。
生理がなくなってから気分は安定していたのだが、ややかんしゃくをおこしたり気分のむらはある方であった。
とりあえずその漢方薬を購入して帰宅した。
そして母に渡してみた。
すると気に入ってくれたみたいだ。
湯に浸したり煎じるタイプの昔ながらの漢方薬で面倒かもしれないと思ったのだが
そこが好きだと喜んでくれた。
私が帰宅してからは動悸も治まっていてひとまず安心した。
父のアドバイスでうつ伏せに寝て一時的にひどくなって焦ったらしいのだが、その後で楽になったらしい。
私は人のために走り回るのが昔から好きで
多少のしんどさも苦にならないのだ。
自分がインフルで高熱が出かけていても身動きのとれない母を連れて病院に行ったりする。
父は一切協力してくれない。
たしか当時もカラオケに行ってしまっていたな。
運転をするため、意識は気合いでバランスをとって帰宅して完全に力尽きる感じだ。
相変わらず変な体質だ。
これからも母を少し離れた距離から見守っていこうと思う。

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