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虹色の雨

ありのままにひたすら綴る

地獄の中でも天使は居る

まだこの脳は、一部の人間を許せてはいないようだ。
今までクローズで仕事をしてきた。
悪いのは私だ。
通院もせずに仕事だなんて…。
でも、再発した私の異変を理解しようとする職場仲間はほぼ居なかったかもしれない。
しかし、よく思い出してみると…優しい人間もそばに居たのである。
祖母が自殺をして葬儀をすませて
飲まず食わずで職場復帰した私は
発病しボロボロになっていた。
そんな時、同僚だった高校時代の友人は
私にメールをしてくれていた。
慈悲に満ち溢れているような彼女。
脳が壊れてしまう数日前までやりとりをしていた。
次に思い出せた人物は
職場の事務員(偉い人繋がりなのに謙虚)だ。
私が再発する前に彼女は育休から復活した。
私は倒れ込むようなメンタルでレジ業務でもあるレジ閉めができなくなっていることを打ち明けた。
すると翌日には、私の代わりにしっかりした後輩にバトンタッチされていた。
ほどなく症状は酷く悪化していった。
もう仕事は不可能になった。
やがて退職の意思を電話で伝えると
手続きの用紙が送られて来た。
彼女からは私の体調を心配するような
あたたかくて優しい手紙が添えられていた。
次に思い出せたのは、母が昔していた宗教仲間だ。
祖母が自殺をして取り乱す母をサポートしてくれたのだ。
葬儀にまで参列し、泣きながら母を見守ってくれた。
弱気になる母を彼女は受け止めてくれたのだ。
本来なら旦那がサポートしなければならないが
父にはそんな器などないのであった。
母は彼女のピンチな時もそばにいたことがあるらしい。
ただお金を払うシステムや時々グループ内でいじめがある背景が私には理解できず
12年が経過した頃に最終的に宗教を辞めさせたのだ。
辞めてからの母は、なぜか人間らしくなった。
愛嬌も出てきて人と交流するようになったのだ。
相変わらず友達は作らないが笑顔が増えたように思う。
地獄のような状況でも冷静に見てみると
天使のような人間は必ず居るのかもしれない。
助け合える人物が必ず居るような気がする。