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虹色の雨

ありのままにひたすら綴る

お洒落をする気力

たまにお洒落をして出掛けたくなるから
化粧してだて眼鏡とロングスカートでふらっと外の世界へ。
でも、いつも深く思う。
私、誰のためにお洒落しているのかな…って。
家族以外とは交流がない。
家族以外なら主治医ぐらいだ。
化粧をしている時までは気持ちは軽やか。
外の世界を彷徨っている途中から
徐々に気持ちは重くなってしまう。
虚しい気持ちに満たされて
つまらないままいつも明るいうちに大人しく帰宅している。
この世にあと何人くらい私を見て
ドキドキしてくれる人が存在しているのだろう。
私の価値って何だろう。
そんなことをエンドレスに考えてしまう。
どうしてお洒落をすると
こんなにも後で寂しくなるのだろう。
私は物心ついた時に母の化粧品に触れたくなった記憶が残っている。
マスカラを少し手にとってしまったことが
まるで初めての犯罪行為のようで…。
その時自分は普通の女の子じゃないんだって気付いてしまった。
お洒落をすると誰かに睨まれているような感覚があった。
自分は強くなくてはならない
そう思いながら生きていた。
化粧=柔らかさ=女性らしさ=かよわい
となってしまって
私には勇気のいる行為となってしまったようだ。
ただ化粧をすること自体は弱くない。
むしろ自分を輝かせる行為だから
どちらかと言えば強さなのだ。
ゆっくりゆっくり絡んだ毛糸をほどくように
自分の思考の誤解をといていかなければならない。
本当は私は綺麗でいたいんだ。
心も外見も素直に美しく輝いていたいんだ。

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